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創立50年以上の伝統を誇る吹奏楽部は、今年も40名に及ぶ新入部員を迎えました。活動内容としては、4月の定期演奏会を筆頭に、吹奏楽コンクール、北高祭、アンサンブルコンクール等があります。部員数は80名を超えていますが運営費は決して十分とは言えず、老朽化した楽器の修繕費もままならないのが現状です。
このたびの支援金を利用し、新しく楽器を購入することができました。12月には、部が最も力を入れている岐阜県アンサンブルコンテストが開催されます。一昨年は複数のチームが入賞し、晴れて東海大会へと駒を進める事が出来ました。今年も一昨年以上の結果が出せるよう「凡時徹底」をスローガンに、日々練習に励んでゆきます。
創部19年目を迎える太鼓部は、岐阜県の代表として全国大会に連続出場しています。また、本校の文化系クラブ活動の発表の場「ゆうやけコンサート」での演奏、ぎふ清流国体、県下各地で 開催される様々なイベントに参加するなど、地域に開かれた活動を積極的に行っています。
今年は30名の新入部員を迎えましたが太鼓の数が不足しており、老朽化も進んでいるため練習に支障を来しているのが現状です。今回の支援により、一尺五寸の長胴太鼓と三丁掛締太鼓を新規購入することができました。今後は部のモットーである「感謝」と「思いやり」の心、奉仕の心を大切に、心に響く演奏ができるよう、夢は大きく全国大会優勝を目指します。
約10年ほど前から小型二足歩行ロボットを製作しています。企業や技術者も参加する格闘技大会「ROBO-ONE」では、決勝進出常連校であり、高校生として初の快挙である準優勝を果たしました。この活動が注目され、工業科向けの教科書にも紹介されることになりました。しかし費用不足から部品の購入もままならないのが実情で、この度の支援金で、製作部品とプログラミング用パソコンを購入する事ができました。
人間型ロボットの製作は、身体の動きの素晴らしさ、しいては命の尊さを気づかせてくれる教材とも成り得ます。今後は、ROBO-ONE優勝を目指すとともに、地域との交流も活発に行い、物づくりの楽しさ、奥深さを伝えてゆけるよう努力していきたいと思っています。